グラビアン魂
2006年 02月 24日
私がリリー・フランキーさんの「東京タワー」を読んで号泣して大ファンになったってことを知っている、ある人がある日、「リリーさんに会いたい~?」と言うので、「もちろん会いたい!」って言って、詳細を聞いたら、リリーさんとみうらじゅんさんという人がエロ雑誌について対談するので、抽選で150名がその対談を聞きに行ける、というものだった。
さっそく応募したら、まんまとその人も私も見事当選し、今日行けることになった(行ってみたら、1000人以上の応募があったらしい)。
麻布十番のとあるクラブで7時半から開始だったけど、少し遅れてリリーさんとみうらじゅんさん登場。初めて生リリーさん見たけど、人がよさそうな人。とてもスマート。で、司会者とともに「グラビアン魂」出版記念のグラビアトークを開始した。
グラビアっていうのは写真製版法による凹版印刷のことでちょっと前まではこの方法がきれいだったからアイドルたちをこの方法で撮ったのでグラビアアイドルって言葉が生まれたらしい。今はオフセット印刷なのでオフセットアイドルって呼ぶべきだって言ってた。
しばらく、みうらさんは股を開いたのがいいとか、リリーさんは下品なのは嫌だとか、水着姿の数々のグラビアアイドルがスクリーンに映し出される中、好みのグラビア写真について話したり、2人ともグラビアデビューは篠山紀信氏による素人を撮ったグラビアだったとかそんな話をした。
それから3人のグラビア・アイドルが登場し(洋服を着ている)、リリーさんとみうらさんと話す。嫌なことさせられたことある?って聞かれて、コスプレをやって少しづつ脱がされるのが嫌だって言ってた。
そして3人が退場し、今度はリリーさん、みうらさん、編集者などで車座になって実録編集会議と題して、スクリーンに1人のグラビアアイドルのいろんな水着姿の映像が次々と映し出されて、下から映すのがいい、横から映すのもいい、いや後ろから映すのがいい、などあーでもない、こーでもないと議論し始めた。
仕舞いにはリリーさんが「僕は胸は下から持ち上げてぷるんぷるんするのがいい」とか言って、みうらさんが赤いレーザーポインターでグラビアアイドルのいろんな部分を指し始め、司会者が「何年か前、野球のピッチャーが目にこれを当てられて問題になりましたよね~」なんていう始末。
その事件が1997年8月5日大阪ドームでのヤクルトVS巨人戦3回裏巨人攻撃中にネット裏にいたと思われる悪質な客がレーザーポインターのようなモノでヤクルト・吉井投手の顔面を狙い、眼にレーザービームを受けた吉井投手はすぐにマウンドを下りてネット裏を指して抗議したけど、降板し敗戦投手となったっていう事件のことだ!って分かったのは多分あの中で私だけだったんじゃないかって思う。
最後に、先程登場したグラビアアイドルの1人が水着姿で登場し、リリーさんとみうらさんの間に入って腕を組んで記念撮影した。明日のスポーツ新聞に載るかも。
そして、お開きになり、リリーさんとみうらさん退場。脇の階段を上っていくリリーさんと階段のそばにいた男性客が握手してたので、あー、あそこにいればよかったって思った。握手、したかった。それから女性客が階段の上まで登ったリリーさんを「リリーさん!」と呼びとめ、手紙を渡していた。呼び止められて振り向いたときのリリーさんの顔、とってもいい顔だった。写真を撮りたかったけど撮影禁止。
やっぱりリリーさん、オーラがあるよ。朝6時までみうらさんたちと飲んでて、さっき起きたばかりで気持ち悪いなんて言ったり、エロトーク炸裂だったりしたけど、自分のやりたいことやっててそれが多くの人に認められるんだもんね。リリーさんにまた、会いたい!
そんなわけで、男性の皆様、扶桑社の「グラビアン魂」興味があったら見てみて下さい!880円です!リリーさん、魂っていう字を間違えたらしいけど。
女子フィギュアのフリー見たいのでもう少ししたら寝て、4時半ごろ起きる予定。