富士登山
2006年 07月 30日
7月29日、7時、都内某駅に集合。7人で一路、富士山へ。10時半ごろ五合目に到着したけど、満車で30分くらい渋滞してたかなぁ。その間、各自持ってきたランチを車中で食べる。
11時過ぎにやっと車を止めることができて、着替えたり、登山グッズを身に着ける。そして、レッツゴー!
杖を選んでいたら、下山してきた女性が「もう使わないので、どうぞ!」って言ってくれたので、ありがたくいただいた。
頂上から出すための葉書を買って、出てきたら、突然、雨がぁ!すぐにレインコートを装着し、登山開始。
ゆっくり登る。途中で雨も止んだけど、6合目まではけっこうきつかった。7合目で焼印をしてもらう。
7合目、8合目と行くにしたがって、私は元気が出てきちゃって、息も全然乱れず、酸素も必要なく登れた!8合目でも焼印してもらう。
8.5合目の最高地にある山小屋に19時少し前に到着。カレーライスとうどんを食べて、すぐに就寝!
2時に出発予定だから、20時に寝て、6時間はたっぷり寝れる♪って思うでしょ?ところが
大きな間違いだったぁ~!
7人のうち1人が経験者で、「どこでも寝れるけど、山小屋でだけは寝られなかった」って聞いていたんだけど、テロで飛行機が遅れたときのロビーでもぐうぐう寝てた私は寝られるだろうって思ってた。でも、やっぱり寝られなかったよ。
敷布団も掛け布団も4人で一枚くらいで、頭と足を互い違いに寝るシステム。隣の人の足に囲まれて、寝返りも打てない(でも打っちゃったんだけどね)状態。周囲からは話し声が聞こえまくりだし、いびきも聞こえた(よくあの状態で寝れる奴がいるよなぁ~)。
あまりに眠れないので、耳栓を取り出して装着したけど、まったく効果なし。
2時ごろ、周囲で「すっごい団体が来るんだって。だからその前に出よう」「星空で最高~」なんて騒ぎ声が聞こえて、多くの人たちが去っていった。私達も2時に起きて2時半に出よう、なんて言っていたけど、誰一人として起きる者、無し。
人々が去った2時ごろからやっと眠れて、3時半ごろ起きて、やっぱり起きていた仲間に声をかけたら、起きよう~ってことになって、皆起きた。
結局、7人とも20時から2時までの6時間の間、ほとんど眠れていなかった。急いで身支度をして、4時ごろ出発。もう御来光の時間が迫っている。
登り初めて1時間も歩かないうちに明るくなり、待望の御来光。雲の中から真っ赤な太陽がにょきっと現れた姿はまさに感動的。
しばらく御来光を眺めて、再び歩き始める。すごい人で少しづつしか登れない。ゆっくり進んで、頂上に着いたのは6時過ぎ。私はお腹が空いて気持ち悪くなったので、宿で出たお弁当を味噌汁と一緒に食べた。みそ汁、激うま!
杖に刻印をしてもらい(7合目と8合目では焼印だったけど、頂上は刻印)、御札ももらい、金明水(富士山で取れた水)とお守りを買う。
3,776mの地点はもっと上にあって、そこに郵便局もあるとのことだけど、私達はそこで下山することにした。
私は下りが苦手。こけて血豆なんかもできたけど、仲間が荷物持ってくれたり、手をつないで一緒に降りてくれたりして無事5合目に到着。
お土産買って、郵便局から葉書を出して、途中で桃を買って、温泉に行って(気持ちよかったぁ~!)、車を運転してくれた仲間の家の近くに行って、メキシコ料理を食べて、富士登山について語り合う(ほとんどが山小屋の印象について)。タコスとワカモーレ、激うまでした!
9時少し前、無事に帰宅。
頂上登頂確立60%と言われる中、7人全員が登頂できた!この2日間、雲を見下ろす生活だったので、雲を見上げるっていうのが不思議。雲ってかわいいねぇ。乗りたいけど、乗れるわけはないんだよね。
山小屋はね、神経質な人は泊まれないよ。シーツも布団カバーも洗濯しているとは思えないし、着替えとか歯磨きとかもまともにできないし。それでも、素晴らしい景色を見たいって人だけが泊まることができる。
それから、登山には水も必要だけど(1.5リットル)、食料も必要だよ!休憩の度にいろいろ食べてました!
そんなわけで、1泊2日の楽しい富士登山初体験でした!来年は尾瀬、再来年は槍ヶ岳(そこでアルプスいちまんじゃくを踊る)に行こうね!
東京に戻ったら、ラジオが梅雨明けを告げていた。
7合目を過ぎた辺り
8合目。晴れてたら、北アルプスの3000m級の山々が見れるらしい。
宿の前から。4時ごろ。
太陽がにょきっと現れる。
御来光!!!
御来光直後。
頂上!
頂上の刻印!