サンパウロ、路上にて
2008年 11月 17日
雨の日曜日は嫌だ。
布団も洗濯物も干せないから。。。
今日は16時過ぎに家を出て、渋谷に。
19時から森山大道さんの「サンパウロ、路上にて」のDVD上映会&トークショー。
17時半から整理券を配った。
DVDはサンパウロとサントスで森山さんがどんな風に写真を撮ったかと東京に戻ってからの暗室、写真の選定作業を映していた。
やっぱり私も暗室やろうって思った。
それからブラジル行きたいなって思った。
サンバのリズムは私にしっくりくる。
エンドロールのSpecial Thanks toってところに森山さんの通訳兼案内をしたという私のかつてのポルトガル語学校の仲間の名前があった。
東京に来たら会いたいな。
それから、トークショー。
森山さんとDVDの監督の渡辺さん。
森山さんはブエノスアイレスはウェットだけどサンパウロはドライって言った。
でも、森山さんの本来持つ写真を追い求めるものとはサンパウロの方があってるって言った。
他にも笑いが何度も起こった。
学者とかとトークショーをすると森山さんの本来の力が発揮できないと思うけど、今日は堅苦しくないものだったので、炸裂って感じだった。
今度銀座で展示をするにあたり、銀座は面白くないって言ったけど、質問のコーナーの時に質問した人が「僕、銀座で働いているんですけど。。。」って始めたら、「銀座はすばらしい街だよねー」って言ってみたり。
写真評論家の飯沢孝太郎のことは「あいつ、何言った?」って言って、「森山さんのこと天才だって言ってました」って監督が言うと、「努力もしてるんだよ。」って。
「若い人になんで人気があるんですか?」っていう質問には「俺が聞きたいよ」って言いつつ、自分は常識とか規範にとらわれずやりたいことをやりたいようにやってるから、そういうところがアピールになっているのかなと思う」って言ってた。
12月にする北海道の展示のためには2000枚も焼いたんだって。その中から600枚くらい選んで写真集にしたんだって。
劇場を出て、空手仲間と電話で話しながら渋谷まで歩いた。