猫じゃらし
2005年 07月 12日
暑い~。
猫じゃらしが家の近くにたくさん咲いている。猫じゃらしって呼んでいるけど、調べてみたら、エノコログサと言うそうだ。花穂(かすい、穂のような形で咲く花のこと)が犬のしっぽに似ていることから、 犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサになったんだって。漢字だと狗尾草。でも英語圏だと狐のしっぽにみえるらしく、英語ではフォックステイル・グラス(狐のしっぽの草)。
イネ科の植物で7月-9月に咲くそうなので、今咲いているわけだ。関東では猫じゃらしというとも書かれているけど、その他の地域では普通に「エノコログサ」って呼ばれているのかなぁ。ところで、実際、猫はこの植物によくじゃれるそうです。
そして、一般的に食用としては認識されていないが、軽く火であぶり、醤油などで味付けをすることにより食することも可能である、とも書かれている。さすが、イネ科だけはあるね。
ワインか何かのアルコールのコマーシャルで「フェリシダージ」っていう曲が流れている。
♪トリステーザ ナオ テン フィン フェリーシダージ シン♪という曲。「悲しみには終わりがないが、幸せには終わりがある」という切ない意味。
アントニオ・カルロス・ジョビンというブラジルの有名な作曲家が作曲して「黒いオルフェ」という映画の冒頭でリオのファベーラ(貧民街)の風景をバックに使用された曲。この映画、1959年にカンヌ映画祭グランプリを受賞した作品で、リオのスラム街を舞台にカーニバルを背景としてギリシャ神話の物語をモチーフに男女の悲劇的な愛を描いた作品。私も学生時代にビデオを借りて見たけど、かなり、ぐっとくるものがある。ブラジル映画(これはブラジル・フランス合作だけど)って独特の雰囲気がある。