いろいろ再会 & WM 観戦記 Vol.3 ベルリン
2006年 07月 05日
久しぶりに写真屋さんに行って、おじさまとお姉さまに久しぶりに会う。とりあえず、ポジのフィルムを3枚出す。何本撮ったのかよくわからん。でも10本入りのが2パック残っているので、40-50本だと思う。少しずつ現像しよー。
空手にも久しぶりに顔を出す。ドイツでも2度、稽古したけど、日本のとは違うもんねぇ。でもさ、ほとんどの人が「残念だったねぇ」って私に会うと言うんだよねぇ。私は日本の結果について、「残念だった」っていう気はしないんだけどね。ドイツを、WMを、超満喫しちゃったんで。
では、今日もプレイバック WM、いってみましょー!
6月13日 火曜日
前の日、ヴィルヘルムさんに「日本ではどんな朝食食べてるの?」って聞かれて、私はいつも同じ朝食なので、「トーストとフルーツとヨーグルトとトマト!」って答えたら、ちゃんと買ってきてくれたらしく、フルーツをきれいにカットして、お皿に盛り付けてくれて、トーストもトマトもヨーグルトも出してくれた!感動!
ゲストブックにメッセージを書き、8時20分ごろ出発。フランクフルト中央駅から(ちなみに中央駅はドイツ語でハウプトバンホフ。覚えて便利なドイツ語第1位!)、9時13分発ベルリン行き電車に乗る。ブラジルVSクロアチア戦に備えて、サポーターもちらほら。でも、席はけっこう空いてて、テーブル付きの席に座れた。そしたら、昨日も書いたけど、オーストラリア人が「ここ座っていい?」って聞いてきて、前に座り、けっこうしゃべって、あとで、試合の時後ろに座っていた人だって分かった。
ベルリン中央駅に13:24分到着。ベルリン中央駅は5月28日にオープンしたばかりの超巨大ステーション。そんな中で、プラットフォームに降り立って、少し歩いたらすぐにローランドを発見!見覚えのある本をかざしていたから。
まず、何をしたい?と聞かれて、「お昼を食べたい!」と即答。もう13時半だもんね。
私の荷物をローランドの車のトランクに入れて、駅のすぐ外のオープンテラスのレストランに連れて行ってくれた。飲み物はローランドのお気に入りというリンゴジュースと炭酸水を割ったもの。超おいしい!
食べ物はドイツ語分からないので、おまかせ。ソーセージとサーモンの料理を頼み、半分こした。これも超おいしい~!やっぱドイツはソーセージうまい!
それから、ローランドはベルリンの街を案内してくれた。国会議事堂、ブランデンブルク門、ベルリンの壁の跡、ベルリンの壁の残存物、ホロコースト記念物、WM用の大きなサッカーシューズのモニュメント。川から眺める博物館群の景色は美しい。
旧西ドイツから今でも残っているものはスイス大使館ぐらいであとはほとんど取り壊されて、建て直されたんだって。
この日もほんとに暑くて、4時ごろまで観光して、ローランドがアートをレンタルしているというギャラリーに寄って、5時ごろ帰ってきた。
ローランドは奥さんとともに自宅で仕事をするジャーナリスト。だから、時間が自由に使えるのだ。私も早くこうなりたい。
ローランドが少し仕事をするというので、私は1時間ぐらい昼寝をした。6時ごろ、奥さんのベラと9歳のシャーロットと6歳のバイオラという可愛い娘たちが帰ってきていた。
前もって、21:00からのブラジルVSクロアチア戦に行くけど大丈夫?と断っておいたので、パンやいろいろなディップのライトミールを用意してくれていて、それを食べて、19時ごろ家を出た。ローランドが地下鉄の駅まで案内してくれた。ホームまで来てくれて、丁寧に帰り道を教えてくれた。
はじめの路線は混んでなかったけど、Zoo駅ってとこで乗り換えてスタジアムまで行く路線がすごく混んでいた。
スタジアムに着き、ゲートをくぐり、オフィシャルショップで買い物をしようと思って、ポケットが薄いことに気づいた。たたいてもぺしゃんこ。「えっ。。。ここに財布入れたよなぁ。。。」って一瞬真っ青になった。すぐに、これは、すりにあったんだったって思った。世界中からワールドカップの時にはすり集団がやってくるという噂は本当だったんだ。クレジットカード2枚入っていたのに。
仕方がないので、リュックの中の鞄を確認し、そっちの財布は無事だったので、そこに入っているマスターカードでベルリンTシャツを買った。
カードを使われたらどーしよー。でも、今、日本は午前4時だよなぁ、1ユーロも持ってないしなぁ、と悩んだ。
でも、とりあえず、試合を観戦。ブラジル人サポーターうじゃうじゃ。クレジットカードのことが気になって100%は試合に集中できない。カカのゴールはうれしかったけど。周りに日本人いたけど、意地悪そうだった(話さなくてもだいたい分かる)。
試合が終わって、ローランドの家の駅にたどり着くまで1時間ほどかかったので、日本時間の午前7時(ドイツ時間午前0時)になっていた。そこにあった電話にクレジットカードでかけられるって書いてある。よかった。盗まれなかった方のマスターカードの番号や有効期限などを英語で聞かれ、実家の電話番号を言ったら、運良く父親が出た!
事情を話し、104でこれとこれのカードの連絡先を調べて至急カードをとめて~!って言った。
まったく、お気に入りのSPOT(英国の犬のキャラクター、日本名:コロちゃん)の財布を盗むなよなー!!!(ちなみにクレジットカード2枚の他の被害は20ユーロ紙幣1枚、2ユーロコイン1枚くらい、1ユーロコイン2枚くらい、50セントなどの小銭少々、5ユーロの未使用テレフォンカード)。
VISAとマスターを1枚ずつ盗まれたけど、まだVISAとマスターを1枚ずつとJCBも持ってたので、旅を続けることができたってわけ。教訓:海外ではポケットに財布を入れないこと<(`^´)>
私は方向音痴なんだけど、暗い中、無事にローランドの家に戻ることができた。でもね、ドイツの家の鍵って開けるの難しいんだよ~(帰りが遅くなるので、鍵を貸してくれた)。建物は分かっても、何階だか忘れたので、何軒かトライした。だって、鍵穴に入って回しても開かないんだもん。何軒かの家の鍵穴に入ったし。10分くらい建物内を徘徊して、ここに違いないってところを決めて、一所懸命鍵穴にいれて、がちゃがちゃ、がちゃがちゃ、必死にやったら、さらに10分くらい格闘して、やっと鍵が開いた。
そしたら、私のスーツケースにローランドのメモがあった。「ソフトドリンクでもワインでも冷蔵庫から出して飲んでいいよ。お腹すいたらパンを食べていいよ」って書いてあった。何て優しいんだろう。
ヴィルヘルムさんが用意してくれた朝食!
フランクフルト中央駅
試合と電車であったオーストラリア人。Tシャツも同じ!
ベルリン スパンダウ駅。中央駅の1つ手前。
ベルリン中央駅。
ベルリンの壁があった場所。
ベルリンの壁の碑。
ベルリンの壁の残存物。
満員の電車。この写真を撮ってるときに財布をすられたのかも?
スタジアムにて。