ある人の人生
2005年 02月 28日
今まで読んでいた本を読み終わったので、先日買ったロバート・キャパの文庫を読み始めた。リチャード・ウィラーンという人が書いたキャパの人生を沢木耕太郎が翻訳したもの。
やっぱり沢木の文章は読みやすい。彼を紹介してくれたのはポルトガル語学校に通ってたころに知り合った友人。「俺、最近沢木にはまってるんだ。『深夜特急』から読んでみなよ」そしてさっそく読んだら、私もすっかりはまったのだった。
そういう彼はブラジル人の彼女がいて日本で勤めていた会社を辞めてブラジルに渡った。その後連絡が取れなくなってしまったけれど、ブラジルで幸せに暮らしていることだろう。彼にはまたいつか会える気がする。日本におけるブラジル社会はとても狭いのだ。
で、キャパ(本名じゃないのだけれど)はハンガリー人でブダとペストのペスト側で1913年に生まれた。ちょっと前に読んだ本にもハンガリーがでてきて、そのときブダペストはブダとペストという2つの街からできたってことを知った。
キャパについてさらに知りたい方は、文春文庫の「キャパ その青春」を読んでみてくださ~い。